7月8日 「鬼子母神講」〘ほんわかアート〙

2023年7月9日

「鬼子母神講」

7月8日(土)、午後1時半より
恒例の「鬼子母神講」が行われました。



「鬼子母神講」法要


~みんなすてきなアーティスト~

法要の後、庫裡に於いて《脳いきいき ほんわかアート》が開催されました。
講師に、(臨床美術士)岩城美保先生を招き、八尾和紙で作る〘立体かぼちゃ〙に挑戦しました。

 「臨床美術」(クリニカルアート)とは、
   絵やオブジェなどの作品を楽しみながら作ることによって
   能を活性化させ、認知症の症状を改善するために開発されました。

上手にかぼちゃを作るのではなく、岩城先生の言葉がけにより、
目の前のかぼちゃを一人ひとりの五感をフル活動させ感じ、
新聞紙と和紙でかぼちゃを表現しました。

 視覚・かぼちゃをよく見る。
 聴覚・かぼちゃをたたいて音を聞く。
 触覚・かぼちゃをさわり、ゴツゴツやくぼみ、重さを感じる。 
 嗅覚・かぼちゃを切って匂いをかぐ。
 味覚・かぼちゃを食べてみる。(今回はしませんでした)

一人ひとりが感じたことを新聞紙でまるめたり、美しい色の和紙を貼りながら表現しました。

最初は、戸惑っている方もありましたが、そのうちどんどん我を忘れて夢中になり、あっという間の2時間でした。

全員の完成したカラフルなかぼちゃを並べて、岩城先生から一言ずつコメントをいただきました。
自分でも気がついていなかった自分自身の意外な面、同席した方の今までのイメージとは違う側面を発見したような気がしました。

日々、仕事や生活の雑事に追われ、あれもこれもとバタバタしている毎日ですが、2時間ほど目の前のかぼちゃに夢中になり、なんだか自分自身が解放されたような気がしました。


~岩城先生の「右脳(五感)を働かせて!」の言葉かけ~


~みんなついつい夢中になる~


~一人ひとりの作品へのコメント~ なるほど~!


~出来上がったカラフルなかぼちゃたち~


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