総本山 本成寺 御逮夜法要参詣
2016年10月20日
〜『御逮夜』万灯行列参加〜
平成28年10月12日
当山上行寺檀家有志28名、総本山 本成寺 『お会式』御逮夜の万灯行列に参詣いたしました。「楡原法華堅法華」で名高い上行寺檀家とはいえ、本山の万灯行列参加は初体験です。
当日は、午後からかなりの雨模様でしたが、行列直前に奇跡的に雨が上がり、行列決行となりました。さわやかな雨上がりの中、万灯・提灯・団扇太鼓を手に、いささか緊張の面持ちで、
黒門より "いざ出陣!!"
万灯行列が本堂に到着すると御逮夜法要がはじまります。
貫首猊下は、御逮夜法要だけに着用される独特の衣帯(えたい)でお勤めされます。
《九条袈裟・裏頭(かとう)・長絹(ちょうけん)・僧綱衿(そうごうえり)からなる法衣》
法要では、総本山に伝承されてきた『法則』(ほっそく)という声明が行われます。
本年は、長老の執事長笹原聖人が勤められ、独特の抑揚で「日蓮大聖人のご一代記と法華経の教義」について詠われます。
法要後、客殿において、貫首猊下の「生死」の講題でご親教を拝聴し、今回参加した団参一同、法味にあふれた法要で、本堂に響きわたる太鼓の音と共に、宗祖大聖人様の御冥加を深く感じ入りました。